性交痛（膣萎縮・萎縮性膣炎）にお悩みの方

更年期女性のお悩みで多いのが膣萎縮です。
婦人科の検診で器具が痛くて入らないというお声をよく伺います。

性交痛の主な原因は、萎縮性膣炎（膣萎縮）です。
主に閉経後に女性ホルモンのエストロゲンの低下により、膣壁が薄くなり、乾燥し、コラーゲンの減少により柔軟性が低下し、傷つきやすくなってしまいます。

閉経後だけではなく、月経不順・産後の長期の授乳・女性ホルモンを抑制する薬剤の使用・喫煙・抗がん剤の副作用などがあると、若い女性でも見られることがあります。

女性性器は生殖年齢が過ぎると自然に退化するようになっていると思われます。
しかしながら、女性性器である膣や外陰部は、機能性を維持しなければならない尿道や肛門に近い臓器であるため、可能であれば機能が維持ざれることが望ましいように思われます。

機能維持のためには、膣の正しい洗浄や保湿、膣内のマッサージなども効果的だと思われます。
誰のためでもなく未来の自分のために、今からケアを始めましょう！